芒種 ―梅雨時期は体の湿気にもご用心—
こんにちは!店主です。
佐久はようやく過ごしやすい気候になったと思ったら、今週はお天気がぐずついています。梅雨入り間近といった気候です。
森の焙煎室には、ウグイスをはじめとする小鳥たちのさえずりがとても美しく響いています。
さて、6月5日から二十四節氣の芒種(ぼうしゅ)に入りました。
芒種の芒は「のぎ」とも読みまして、稲や麦の穂先のツンツンした部分のことです。
芒種とは、こうした芒のある植物、稲や麦のタネをまく時期を表わしています。
また、この時期は梅の収穫時期でもありますね。そんなわけで今回オススメします食材は、梅です。
梅雨は湿度が上がる季節です。
薬膳の世界では、外界で起こることと同じことが身体でも起こると言われております。
要は、梅雨時期は身体の中も湿度が高いという考え方をします。
身体にたまる湿気、つまり水分は汗や尿として外に排出していくわけですが、それでも追いつかないくらい体に水分がたまっていきますと、むくみとして主に体の下の部分、特に脚にでてきます。
むくみの他にも、何となく重だるかったり、胃腸の調子がイマイチ・・いう方もおられると思います。
それらは全て、身体の中に水分が溜まっていることが原因と言われています。
梅はカリウムなどのミネラルが含まれているので、体の中にたまった余分な水分を利尿作用で排出してくれますし、豊富なクエン酸で疲労回復もできます。
というわけで地元のスーパー、ツルヤさんで梅ジャムを早速買ってきました。
それをパンに添えて、コーヒータイムです。
甘酸っぱい梅の風味とコーヒーはどうかしら?と思いましたが意外にも良く合いました!美味しい(^^)
実はコーヒーにも利尿作用がありますので、ちょっとした梅雨の薬膳カフェメニューになります。
よろしければぜひ、お試しくださいね♪
それでは、また次の節気でお会いしましょう♪